オフロードタイヤ(元、裏ブログ記事)

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セロー250の標準装着タイヤはブリジストンのTW301/302です。一般道、高速道路から林道までオールラウンドではありますが、ダートのグリップはそれほどでもありません。

以前のオフロード用タイヤは、今のトライアル用みたいなブロックパターンで、オン性能が低いのにオフも今ひとつというものが多かったように思います。デュアルパーパスと呼ばれるようになった頃からか、オフ用タイヤにもいろいろなパターンのものが出てきて、オンでの性能は向上しているように思いますが、ダートでの性能はあまり変わっていないような気がします。

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写真は主にオンロードのツーリングで使用しているIRCのGP-210です。オンロード用としては普通の性能なのでしょうが、オフロード車からすると舗装路でのグリップは十分に思えます。トリッカーでも装着していましたが、耐久性も十分なようです。

オフロードでの性能も、森林基幹道笠形線のような乾いたダートであれば、同じ空気圧のノーマルタイヤと大差ないように思います。空気圧を落とせば少々のガレ場もOKですが、マッドなどのスリッピーな路面には弱いです。

以前は21インチでオンロードパターンのタイヤはエイボンぐらいだったように記憶していますが、最近は各社から発売されており入手も容易です。オフロード車でも、通勤などで舗装路メインの需要が大きいからかもしれませんね。

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スペアのホイールを買って装着しているのが、セローで使っている人の多いIRCのツーリストです。元々はTY250Zスコティッシュというトライアル車用のタイヤとのことです。今のトライアル車は競技専用のものが多いですが、スコティッシュは公道走行用でしたので、タイヤも高速道路を含めて一応は走行可能です。空気圧の管理さえしておけば、林道などでのグリップは非常に高いです。フロント80kPa、リア60kPa程度まで下げればトライアル的な走りもOKなようです。ただし、パターンが結構詰まっていることもあり、ぬかるみや雪道にはあまり強くないと思われます。

このタイヤの面白いところは、空気圧を高くすると滑るような感じがして、すごく乗りにくくなることです。ベースがトライアル用であり、タイヤが変形することで接地面積を大きくしてグリップを得るようで、エアを入れすぎると変形が小さくなってグリップが悪くなるようです。

一度、販売店でオイル交換した際、このタイヤのことを知らない作業員が200kPaほどエアを入れてくれたことがありましたが、店を出た最初の交差点で滑りそうですごく怖かったです。

リアは空気圧を100kPa程度にすれば、舗装路でもあまり違和感なく走ることができますが、フロントは空気圧を下げてもコーナーでラインをきれいにトレースするような安定感はなく、何かフラフラした感じが残ります。

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ということで、フロントタイヤだけトレール用のD603に変えてみました。トレール用としてはオフ向けのタイプで、ブロックの間隔も広くなっています。トレール用なのであまり大きな期待はできませんが、標準装着のものよりはオフ性能が良さそうです。

オフ向けのタイヤならエンデューロ用もあります。以前、メーカーが公道走行NGといっているVE33/35をXLR250Rに装着していたことがありますが、林道などでのグリップは標準装着のタイヤとは別物という感じでした。トレールタイヤとの差は、トレールタイヤとロードタイヤの差以上に大きかったように記憶しています。その代わり、舗装路でスピードをあげて走ると、大丈夫かなと心配になるぐらい発熱しますし、雨の日はちょっとブレーキをかけるだけでスリップします。

今はブロックの高さを抑えた公道OKなエンデューロタイヤもありますので、D603で満足できない場合は、これにすると良いかもしれません。

【2015年8月24日追記】
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 D603の後はピレリのMT-21にしてみました。サイズは90/90-18でフルサイズの250cc用です。大きめのブロックが間隔を空けて配置されており、ダートでのグリップはまずまずです。ブロックの剛性はあるので、舗装路でも違和感なく走れますし、耐摩耗性もD603よりはあるようです。ただし、走行中のブロックノイズが大きくて少々うるさいです。タイヤが摩耗してくるといっそう大きくなるような気がします。

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 外径がノーマルより一回り大きいので、フェンダーとのクリアランスが小さく、変形などで当たってしまうことがあります。フェンダーをフォークに取り付けている部分を延長して、クリアランスを確保するようにしました。

【2015年10月27日追記】
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 ピレリMT-21の後はD603(ただしサイズは3.00-21)にしていましたが、MT-21の在庫がなかったこともあり、ミシュランのAC10にしてみました。外観はブロックの高さを低く抑えたモトクロスタイヤのような感じで、一応、公道走行可能ということで販売されています。
 舗装路ではごつごつしていて、あまりグリップしない感じがします。特に雨の日や濡れているところでは、あっさりスリップしそうで、慎重に走らないといけないようです。ダートも少し走ってみましたが、乾いた土の上ではなかなか良いグリップ感でした。また、砂利道では結構滑りました。
 かなりダート寄りのタイヤで、舗装路はVE-35などのエンデューロタイヤとあまり変わらないレベルです。MT-21やD603の方がオールラウンドに走れて、舗装路を走ることの多い林道ツーリングには良いかと思います。

【2016年4月3日追記】
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 フロントに履いていたミシュランのAC10は舗装路でグリップ感が低いので、摩耗してきたこともあり、同じミシュランのT63にしてみました。前輪ですが非常に固く、装着に苦労しました。また、持ってみると他のタイヤに比べて重い感じがします。
 舗装路では普通のトレールタイヤと同じような感覚です。比較的良好な路面しか走っていませんが、ダートでのグリップはまずまずのようです。林道などで見かける飛ばしや系の人はこれを履いていることが多いみたいですね。

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